「オリンピックの日本の行方」Part?

日本国民の期待に大いに答え過ぎたオリンピックが終わりました。
体操男子の内村航平選手をはじめ、団体スポーツの活躍が目立ちました。
サッカー女子(男子も凄いが・・)、卓球女子、アーチェリー、ボクシング、フェンシングなど数え上げたらきりがありません。
内村選手などは世界で一番金メダルを取れる確率が高い選手との評判で、このプレッシャーなど想像を絶することだったと思います。
また、男子柔道は厳しい現実に涙する選手が多くいました。
確かに流れが悪かったのも事実で、各国の選手に威圧感のなくなった日本と、勝つことが義務付けられている日本選手では勝つのは難しいことでしょう。
(次回のオリンピックは、少し楽かも・・)
という楽観的な姿勢では無理なくらい、他の国が猛追していました。
柔道は一瞬で勝負が逆転するので、試合が終わった瞬間は独特の空気になります。
例え負けたとしても、今までのオリンピックでは、決勝、もしくは三位決定戦を当たり前のように観て来たので、2、3回戦で負ける姿を見慣れていません。
さすがにキツイ現実でした。
結果は、金メダル7個、銀メダル14個、銅メダル17個の計38個のメダルを獲得しました。
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今回、オリンピックが終わって銀座で50万人が集まった華やかな大パレードが行われましたが、何で今までしなかったんだろうと、たいへんもったいない話です。
話を一緒にするなとお怒りを買うかもしれませんが、他国が軍事パレードをして自分の国の国力を誇らしげに国民に訴えるのも意味があり、日本にはこれだけのパワーを持った人材が育てられることを国民に見せる意味でもたいへん良かったと思います。
監督、コーチ、メダルを取ろうが取るまいが参加した人間全員がパレードに参加できれば最高の舞台となることでしょう。
パレードでけが人が出たらとかの話が出るのでしょうが、集まる人がまったく違うので、是非次回のオリンピックもパレードを行ってもらいたいものです。
サッカー選手はやはり世界ナンバーワンの人気があるスポーツだけに華がありました。

院長ブログ 2012.08.29
Number一考「オリンピックでの日本の行方」

愛読雑誌である「ナンバー」に興味ある記事を見つけたので一部を紹介します。
オリンピックにおいて、1位から3位の選手に「金銀銅」のメダルを授与すると決まったのは、1907年オランダのハーグで行われたIOC総会とのことです。
彼らの決定で、オリンピックでは3位までが高い価値を持つことになりました(この意義はたいへん大きく、4位以下の選手には泣くに泣けない人生を歩むことが昔も今も運命となっています)。
メダルは選手にとっては明確な動機づけになりますが、選手以外の人々(例えば国家)が目標として掲げると、話はややこしくなります。
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日本では、金メダル獲得数を「夏季大会は世界の5位以上」を目標にすると記載されています。つまり日本中が狂喜乱舞したアテネ五輪が16個(日本が獲得した金メダル数の最多タイ記録)であり、スポーツに対して、常にこのレベルを目指すとのことを日本は国家レベルで目指しています。
金メダル獲得数世界№1の中国では、体操、飛び込み、重量挙げ、射撃で全体の3分の2を獲得しているものの、競技自体が大観衆を集めるスポーツではありません(一体感がなく活力がない)。対照的に小国といえどもスペインは、サッカーW杯優勝、バスケット、テニス、自転車ロードレースと大観衆を集めるスポーツで金メダルを獲得しています(一体感があり活力がある)。日本という国はというと、サッカー、バスケットボール、バレーボール、野球・ソフトボール(復活期待)、テニス、ラグビー(W杯)という大観衆を集めることのできるスポーツが花盛りで、いずれも五輪8強以上を目指せるという特異な国だそうです。
さて、私が憶えている東京オリンピックでは金メダル数がアメリカ、ソ連(どちらだったかは記憶が定かではありませんが・・)世界第三位でした。
毎日、新聞に国別のメダル獲得数が一面に出るのですが、世界地図(地球儀だったかもしれません)の赤で塗られている小さな国の日本が、世界第三位という痛快な現実に子供ながら狂喜乱舞した記憶とともに、アメリカ、ソ連の大きな国に比べて、まったく小さな日本という国は凄い国なんだと思ったことがありました。
あれから40年近く経ちましたが、当然3位に位置するには不可能な状況がありつつも、アテネでは凄い結果が出ました。
金メダル数が世界の5位以内に入るか注目です。
ロンドンではもうオリンピックが始まっています。

院長ブログ 2012.08.04