「はじめて尾瀬2日間」

今年の院内旅行は尾瀬に行ってきました。
「はいめての尾瀬2日間」は今回のツアー名ですが、私にとっては初めて訪れる場所です。
今回の旅行、当初確実に雨が降ると予想されていましたが、奇跡的に旅行日程の間のみ好天に恵まれました。

院内旅行が晴れでも雨でもそれなりに意味のあるものと思っていますが、今回限りは尾瀬の景色は晴れていてこそかなとも思います。
何しろハイキングということなので事前の準備も大切です。以下パンフレットから引用しましたが、持物にザック(20?30?)、帽子、防寒具、雨具、靴、その他(水筒、タオル、着替え、シート、ストック、虫除けスプレー)などがあります。
それぞれ注意書きがあり、
1、帽子は帽子留めが必要です。
2、寒暖の差が多いため長袖の着用をおすすめします。
3、カバンに荷物を詰める時は重いものは上に、軽いものは下が基本。
4、動きやすいズボンが良い。ジーンズは濡れると動きにくくなるので避ける。
これだけでもなるほどと思わせる注意事項である。
さて、京都駅をサンダーバードに乗って一路金沢に、後はひたすらバスを利用して水上温泉郷を目標に向かいました。
翌朝、早朝(かなり早め)に尾瀬に向かいました。
当コースはハイキングレベル2(そういうランクがあるらしい)、所要時間:2,5時間、距離:6,6キロ、高低差:約183メートルとのこと。
スタート地点の尾瀬戸倉からしばらく歩くと、鳩待峠から山の鼻に向かう高原は素晴らしい景色でした。
ツアー名が初心者向けの「はじめての尾瀬」というぐらいで、尾瀬の良さのほんの少ししか体験していないのでしょうが、やはりああいう高原の景色は今までになかったものです。
私達が向かったコースの奥には上級者向けのコースがあると思われ、多くの方が目的地に向かわれていました。
今回の院内旅行も、無事帰途に就くことができたこと、そして年間を通しての仕事に対する一服の清涼剤としての二日間に感謝したします。

院長ブログ 2012.06.24
「理不尽に勝つ」

元ラグビー日本代表平尾誠二氏の講演会に行ってきました。
講演のタイトルは「変化する時代に求められるリーダーとは?、人を育て、組織を動かす」です。
平尾誠二氏に関して特筆すべきことは高校、大学、社会人と彼が所属したチームの全てが日本一になったことです。81年伏見工業高校でラグビー高校選手権大会優勝(超有名な話です)、85年同志社大学で史上初の大学選手権3連覇、神戸製鋼では7年連続社会人日本一の経歴があります。当然、彼が原動力であったことは間違いありません。

やはり講演の中で一番面白かったのは、伏見工業高校時代の恩師(山口良治先生)とのエピソードでした。
山口監督という人は常に目線が高校生である自分達と同じだと話しています。簡単に勝てる試合であっても決して手を抜かないこと、どんな状況であっても100%の力を出さない限り人は成長しないということに信念を持たれており、厳しい指導者でありながらも愛情や熱情があれば人はついてくるものだと確信させてくれた人とのことです。
さて、すぐに影響を受ける私は平尾選手の著書はないかと本屋に直行しましたが、何と店頭の一番目立つ所にこの本がありました。
早速、購入いたしました(笑)
この本の中で考えさせられたことが二つあります。ひとつは平尾氏があまりお酒が飲めないにもかかわらず、「飲みにケーション」は必要だと話しています。本人があまり飲めないからこそこの重要性がわかるとのこと、まったく同感です。
二つ目は「キレない、媚びない、意地を張らない」というフレーズです。
講演に一緒に参加したある年輩の先生から「媚びない、キレない、・・」後何やったかいな?と何度か訊かれ、私も「媚びない、・・・あれ?」という具合にすぐに出てこないという会話がありました。
結構、どれか一つ忘れてしまうものです。
何度も何度もつぶやくうちに、知らぬ間に自分の頭の中で呪文を唱えるようになりました。
これが結構お奨めのフレーズで、この言葉のお陰で早速何度か救われた場面もありました。
ただ、平尾氏は「人を育て、組織を動かす」ために必要があればキレた振りはするそうです。
この著書の「おわりに」に書かれていた内容の一部を紹介します。
「世界情勢と一緒にするなと怒られるかもしれないけど、ラグビーボールは楕円形をしている。だから、想定通りに弾まないし、転がらない。ある程度はコントロールできるけれど、完璧に制御するのは不可能といっていい。ラグビーボールはもともと牛の膀胱でつくられていた。それで完全な球体にならなかったのだが、今はつくろうと思えば丸いボールをつくることができる。にもかかわらず、依然楕円形のままだ。この不確実な動きをするからこそ、ワクワクするのだ」このラグビーボールの形を不確実な時代に重ね合わせて理不尽さと向き合う自分を表現している。そして、最後に「理不尽を理不尽と思わない人間がやっぱり強いのだ」という言葉で本を終わらせています。
あの「スクール・ウォーズ」のオープニングが懐かしいです。

院長ブログ 2012.06.10