夏勉2011

毎年恒例の勉強会、「夏勉」が開催されました。
今年で4回目を迎えますが、今では当院のスキルアップには欠かせない存在になっています。
s-110924_130604.jpg
当院スタッフの発表を順に紹介していきたいと思います。
一番目に「特別支援学級での6年間の取組み」を上田が報告しました。
当院では学区レベルの障害者診療を目指していますが、私が校医を担当している育成学級の訪問もたいへん有意義なものとなっています。その6年間の取組みを紹介したものですが、最近は担任の先生、子供たちに逆にこっちが構ってもらっている立場でいろいろ勉強させてもらってます。
2番目に「自閉症患者の分類について」を大西が報告しました。
自閉症の診断名が多くあるため(というかいろんな書き方をされています)、自閉症患者の障害名に対し検討を行ったものです。アスペルガー症候群(AS)、高機能自閉症(HFA)、学習障害(LD)、注意欠陥/多動性障害(ADHD)などの当院で対応できる高機能広汎性発達障害者に対して正確な分類など私達ができる立場ではありませんが、歯科治療を行う側が知っておかなければならない知識はあるはずで、私も少しではありますが頭の中で整理することができました。
3番目に「自閉症者(児)に対する初診時用視覚支援ツールについて」を木村が報告しました。
診察室への入室が困難な自閉症者(児)に対し、診療導入への視覚支援ツールを作成したものです。いろいろ問題点もありますが、前向きな姿勢は保護者には十分伝わるはずです。学会でも論文が発表されていることからこれからの分野だと思います。
4番目に「すべての人が笑顔になれる医院を目指して」を山村が報告しました。
来院される患者様方がいつも満足できるような医院の実現について、本人の思いをまとめたものですが、発表に際し、今回一番心配していました(笑)
あの大震災のさなかに面接した新人スタッフでしたが、期待以上の内容でした。
5番目に「専門学校臨床実習に関する報告」を藤?が行いました。
臨床実習生の受入れに際し、実習に入る前の準備や心構え、反省点などをまとめたものですが、学生と社会人がお互いに刺激を受けることはたいへんいいことだと思います。
さて、この夏勉発表ですが、仕上げるためにたいへんな労力が必要です。
発表するスタッフにおいては、職場の休憩時間だけでなく家にも持ち帰りパソコン前で悪戦苦闘したことと思います。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。
普段追いつめられることなどない平和な毎日に「調子に乗んなよ!」と喝を入れてくれる夏勉がやっと終わりました。
(「アッパレと喝」は日曜朝のサンデーモーニングネタですが気づきましたか?)
最後に、この勉強会開催に、いつもお世話になっているW先生有難うございました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。

院長ブログ 2011.08.30
扇風機の怪

バカバカしいお話しですが…
実家には昔から使っているとても古い扇風機があります。
私の母親の話では、毎年お盆近くになるとこの古い扇風機に亡くなった父親の霊が移り住み、そしてお盆が終わるころにはまた帰っていくとのことです。
単にボケが始まってるだけの話ともとれるのですが、そう簡単には片付けられない事情があります。
父親が他界してもう相当の歳月が過ぎていますが、母親がこの話をしだしてからもう5,6年経ちます。
最初は、この話を真顔で話す母親に対して、私の子供たちはお腹を抱えて大笑いしていました。
それに対して母親は「ウソやん、ありえへんわ!」との家族からの声にも怒る様子もなく、一緒に笑っているだけでした。
この扇風機が何と言うかというと「チリ、チリ・・」だそうです(笑)
意味は不明ですが、時々鳴るそうで、急に「ほら、今鳴った」とか話してます。
その場にいる私達には聞こえたような聞こえないようなという感じです。
110814_094801.jpg
さて、この扇風機ですが、かなり昔から親の家にあった代物で、先日調子が悪いというので近所の大型電気店に修理の相談に行ったとのことですが、何と昭和時代のものらしくて部品がないとのことです。
単純に今から25年前のものとして、今の時代とは違いクーラーが各部屋にあるのではなく(ちなみに我が家は応接間のみでした。当時はどこの家もそんなもんです)25年前となると我が家ではとても重宝されていたはずです。
母親は何せ物を長く使うのはすごいと思わざるをえない。
長持ちさせる方法としてスイッチのつけっぱなしは絶対しない!
季節が終わって収納する際は、扇風機の羽根を丁寧に磨く、ほこりをかぶせない!などありとあらゆる方法で長持ちさせていくのだ。
これも長持ちのエピソードであるが、
こっち(我が家の近く)に越してきた時、庭に見覚えのあるブリキのチリトリがあったのだが、何か見覚えのあるチリトリだと思ったら、私が中学生の時、技術の時間に作ったブリキのちりとり(40年前に製作)であった。
確かにプラスチックと違って頑丈であるが、あまりの懐かしさにタイムスリップしたものである。
さてこの黒い扇風機は今も健在であるが、故障したら最後となる。
この時母親はどうするのだろうか?
仮に父親の気持ちがこもっていたとして「チリチリ」にどんな意味があるのだろうか?
今年もお盆前になり母親に「今年は扇風機からオヤジは出てきてんの?」と訊ねると、やはり真顔で「少し遅かったけど、また鳴ってるわ!」とのことである。
「・・・・」
この話、なかなか後が続かないが、決して母親に担がれているとも思えないのであるが・・
最近は、同じ水泳教室のお友達(昔のお嬢ちゃん達)に扇風機の話をしているそうですが、「よっぽど家がええんやろなぁ」と話を合わせてくれているそうです。

院長ブログ 2011.08.17