シネマ雑感:「悪霊島」

ずーっと昔から疑問に思っていたことが、あるきっかけで見事に解消されました。
私は新幹線を利用する場合、いつも馴染み?の京都駅内の本屋さんで雑誌か小説を何冊か買い込みむようにしています。他にもスポーツ新聞を入れる場合もありますし、マンガの本を選ぶ場合もあります。
小説はだいたい売れ筋(店頭に並べてあるもの)が多いのですが、好きな映画本のコーナーにもチェックを入れます。
この時、たまたまこの「ワケありな映画」という本をペラペラめくっていると、ビビッと来たというか・・
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「『悪霊島』ビートルズの版権が切れて、幻の金田一作品に」というコラムが目に飛び込んできました。
これが私にとってはまさに世紀の大発見となりました(たいそうですが・・)
横溝正史原作の探偵・金田一耕助シリーズは市川崑が監督をして石坂浩二が金田一の扮する「犬神家の一族」から始まった有名シリーズです。
(ビデオ屋さんではコーナーがあるほどです)
横溝作品といえば「犬神家の一族」から始まり「八っ墓村」などメジャーな作品ばかりが評価されていますが短編集も傑作が多くて、高校生の頃ゾクゾクしながら布団の中で読んでいた記憶があります。
(また、表紙の挿絵がよくこんな絵が描けると思うくらい怖い、怖い!)
この「悪霊島」という映画を昔に観た記憶があったのですが、どこのビデオレンタル屋さんに行っても見つかりませんでした。
私の記憶違いなのか俳優の古尾屋雅人がリュックを担いでバンダナ、ジーパンのヒッピースタイルで連絡船か何かで悪霊島という島に向かう場面が確かにあったような気がしてならなかったのです。
そして大事なことはこの映画のテーマ曲がビートルズの「レット・イット・ビー」であったことです。
こんなにインパクトがあって憶えやすいはずなのに何故その映画のDVDが見つからないのかが私にとって不思議で仕方ありませんでした。
(今から考えればネットで確認すれば良かったのでしょうが・・)
この本のおかげでやっと謎が解けました。
この映画が世間から消えた原因は、この曲を再使用するにあたりその版権をめぐる問題がこじれたそうです。そして、映画の重要なテーマ曲であるビートルズナンバーでしたが、この問題でテレビ放映もソフト化もできないままの状態が今まで続いていたそうです。
この映画が1981年製作とありますので、もう30年も前の作品です。
しかし、この本によれば2005年(今から6年前)に多くの金田一ファンの要望に応えるかたちで、突然リリースされたそうです。
ところが、金田一ファンはがっかりしたそうです。
その理由は、ビートルズの「レット・イット・ビー」が他のミュージシャンに差し替えられたとのことでした。
もし、その金田一ファンが購入して、曲が入れ替わっていたことをエンディングまで知らされていなかったとしたら映画に怒りすら感じたのではないかと思います。
この映画の重要な場面であるジョンレノンの死を契機に、ヒッピー時代のことを思い出す感傷的な場面で流れるエンディングテーマは、ビートルズファンなら最初の一瞬のピアノのイントロでわかるほどの名曲と金田一の組み合わせに意味があったのですから。
それでは誰も観ないと思います・・
ただ、この「ワケありな映画」の本のおかげで、長年のモヤモヤがスッキリしました(笑)

院長ブログ 2011.07.27
富良野・旭山動物園と名湯登別温泉

北海道にスタッフと院内旅行に行ってきました。
ツアー名は「富良野・旭山動物園と名湯登別温泉」です。
しかし温泉につかっての一日目のビールは本当にうまい!
(当然サッポロビールです)
今年は夕食前に少しジョギングもしたので尚更です。
もう少し景色のいいところを走りたかったのですが、さすがは名湯といわれるだけあってすごい山奥にあり、淡々と山道を走り帰ってきただけでした。
この登別温泉、地獄谷があり夜に観光客の花火を見せるのですがこれがなかなかの迫力でした。
ああいうサービス精神は大事です。
旭山動物園は北海道旅行のツアーに組み込まれることが多く、今までに何度か訪れましたが今回が一番しっかり見学したかもしれません。
壁に描かれている説明や絵も全部読みました。
オオカミとシカの共存の歴史も興味深いものでした。
二日目の夜食は最終日のスケジュールも考えて、ツアーを離れ歯科医院スタッフのみでの夜食となりましたが、これが本当に美味しかった。
今、領収書を見ながらブログを書いているのでお店の紹介をします。
札幌駅西口パセオ一階にある「きたまる」というお店で、うちのスタッフがネットで調べてくれたものです。
私は北海道で一番美味しいものイコール「ウニ」というイメージがあります。
ジャガイモなどの声もあるでしょうが、飲んベーの私はお酒のつまみ系統が好きです。
これは10年程前にこれも院内旅行で行った北海道旅行の添乗員さんから「北海道に来たら是非うにと流氷を堪能してください」と言われたことがあります。
その旅行は雨が降り、天気に恵まれなかったのですが、何とか盛り上げようと汗をかきながら熱弁をふるわれ、私の中では一番インパクトのある添乗員さんでした。
流氷は何度でも観たいですし、利尻島で食べたウニの柔らかさは忘れていません。
写真は「きたまる」で食べた「鮨海水ウニ」ですが、柔らかくて絶品でありました。
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もうひとつは「本干しししゃも炭炙り」ですが、「ししゃも」ってこんなに美味しい魚だったかと感激いたしました。
そんなに高価な食べ物ではないかもしれませんが、やはり旅行ならではの出来事です。
いつも毎回思うことですが、また自分をそんな場所に連れていけるように一年間仕事します(笑)

院長ブログ 2011.07.02