5:歯周病とは・・
2011年12月10日
前回までは、う蝕についての解説でした!
少しは、理解していただけましたでしょうか??☆
今回は、もう一つの疾患。。
歯周病についてお話ししたいと思います!
歯周病とは、
歯の周りの組織の病気です。
口の中の歯周病原性細菌(歯周病を引き起こす細菌)によって引き起こされる感染症です。
すなわち、細菌の攻撃に対する私たちの抵抗力つまりは免疫力が低かったり、細菌の活動性が免疫力より強かったりすると、歯周病は進行して、歯肉や歯槽(しそう)骨(歯の周りで歯を支えている顎の骨)などの歯周組織を破壊していくようになります。
歯周炎のの進行度合いにより
G、P1?P4に分類され、病態もさまざまです。
●歯肉炎G
歯肉炎は、歯の周りの歯肉が炎症を起こしている状態で、歯周病の最も初期の段階です。
思春期の頃から起こり始めることが多いと言われていますが歯の手入れが悪いと、それ以前に起こることもあります。最近では多くの幼稚園児・小学生がこの歯肉炎になっています。歯磨き時の出血や食事中の出血により気づくことがよくあります。
この段階では歯科医院で歯の清掃、歯石を除去し(スケーリングといいます)歯磨き指導を受け、きちんと磨く癖をつけてくだされば比較的早く治癒します!!
●P1

炎症が歯くぎを突破し歯槽骨(歯を支えている骨)にまで及んだ状態です。歯と歯ぐきの間の溝(病的な状態では歯周ポケットと言います)が3mm程度とやや深くなります。この状態では通常あまり症状はありません。歯科医院でのスケーリングとブラッシング指導を受けていただければ比較的早く進行を止めることができます。
?歯周ポケットとは?
先程、「歯周ポケット」という言葉が出てきましたが、わかりにくいと思いますのでここでご説明します。健康な状態では歯ぐきのすぐ下に骨がある為、歯と歯ぐきの間の溝に器具を挿入しても骨がある為、すぐ骨に器具が当たります。(すなわち汚れが溜まる溝が浅いということです)
しかしながら歯周病が進行し骨が溶けてしまうとこの溝(歯周ポケット)はドンドン深くなっていく為、不潔域(汚れが溜まり歯ブラシ等の毛先が入りずらくご自分でコントロールできない場所)が広がっていきます。
この深くなってしまった溝を歯周ポケットと言います。
次回に続きます★
スタッフ
山村
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