パニック障害への私なりの配慮
2010年07月16日
パニック障害は薬物治療と認知行動療法で改善が望めるそうですが、発作が以前より減ったとしても、歯科の治療台(私達は「チェアー」と呼んでいます)という逃げられない場所は相変わらず苦手な方が多いようです。
東京のある歯科医院の話です。
歯科の診察台で、20歳代の女性患者がケーキをパクパク食べている。
フォークを置いて缶コーヒーを飲み、「ふぅ?」と一息ついたところで歯科医師は声をかけた。
「では、水でうがいをして、歯をみせてくださいね」
この歯科医院では、このような不思議な光景が展開されることが珍しくない。
女性はパニック障害患者で、長く歯科医院にかかることができなかったが、一番落ち着ける行動を事前にたずねたところ、「ケーキを食べている時」と答えたためである。
この歯科医師も以前、パニック障害に陥り、車や電車に乗れず、診察中にも発作が起こったそうです。

当院では、少しでも診療のストレスがかからないよう診療台(チェアー)の周りを布で遮断しています。
スタッフも最低限度の声かけしかしません。
また、診療中こちら側から判断して、体調の悪く思える時は、休憩したり、また治療自体中止したりもします。
このいつでも中止できるというのは患者さんに安心感を与えるようです。
(治療は進みませんが?)
今までに何人かの方からメールで相談されることもありましたが、やはり電車・バスなどの通院手段などに問題があり、来院に結びつかなかった場合もあります。
この東京の歯科医院のような歯科的配慮までは到底できませんが、治療中の治療中止?ぐらいなら私にもできます。
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